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引用元:weheartit.com

ヴァイオリン(バイオリン)の準備 チューニングのやり方、ひきかた

ヴァイオリンの初心者の方で、自分のヴァイオリンを手に入れたら、次は楽器の準備に入りましょう。特に初めてのバイオリンであれば、各パーツの状態をチェックできるようになること、チューニングを自分でできるようになること、バイオリンの音を綺麗に出すための弾き方を覚えることが重要です。それらの重要なポイントをまとめました。
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ここでは、ヴァイオリン(バイオリン)を弾くまでの準備からヴァイオリン(バイオリン)の弾き方のコツを簡単にご紹介します。

ヴァイオリン(バイオリン)は音を出すまでの準備が大切です。蓋を開けたらすぐに演奏できるピアノのように、最初からセッティングされているわけではありません。

慣れてしまえば数分で行えることなので、手順を覚えて手際良く準備できるようになりましょう。

新しい楽器が届いたら

まずはこれからパートナーになる新しい楽器の状態をチェックしましょう。
名称等分からない方は、教則本等を参考にして照らし合わせながらチェックしてみてください。

ヴァイオリン本体

魂柱がしっかり立っているか。楽器内部でコロコロ音がしていたら魂柱が倒れている証拠です。素人では直せないので楽器店に持って行き、職人に修理してもらいましょう。

駒がしっかり立っているか。駒の向きや場所が正確か確認しましょう。また、楽器本体に対して直角に立っているかも重要です。歪んでいる場合は修正が必要です。

駒は楽器の心臓部でとても大事なパーツです。楽器を弾く前に必ずチェックする習慣をつけましょう。

スクリューを回して弓を少し張ってみましょう。その時にピンと張らずに緩んでいる毛があれば根元から切りましょう。数本程度なら切っても問題ありません。

松ヤニが塗ってあるか確認しましょう。毛の表面を触ってみて、サラサラとした白い粉が付いていない場合はどんなに弾いても音は出ません。松ヤニを毛に塗りこむようにしっかり塗りましょう。

肩当て

パーツを組み立てておけば問題ないでしょう。

楽器の準備をする

これから新しいパートナーになる楽器の状態をチェックしたら、次は楽器の準備に入りましょう。

弓を張って松ヤニを塗る

まずは弓の毛を張りましょう。スクリューを回して、最適な張り具合に調整します。張りが柔らかいとしっかり擦れず良い音がしませんし、張りが固すぎると弓のコントロールがとても難しくなります。弓の中央の竿と毛の感覚が約1cm、固すぎず柔らかすぎずが目安です。

弓の毛を張ったら松ヤニを塗ります。演奏する前に必ず2~3往復塗ります。この時は「塗りこむように」ではなく、軽く滑らせて塗る程度で大丈夫です。

楽器に肩当てを付ける

近年、肩当てはブリッジ型という物が主流です。ブリッジ型はヴァイオリン本体裏側に肩当ての脚を引っ掛けて使用します。首の長さや体格によって付ける位置が変わってきますので、練習しながら自分に合った位置を見つけましょう。

肩当てを付けることにより違和感があったり痛みがある場合は、角度や高さを調整します。それでも上手く付かない場合は、ブリッジ型の肩当ての使用は諦めてタオルなどで代用するなど工夫が必要です。

譜面台のセッティング

譜面台をお持ちの方は組み立ててセッティングしましょう。

練習時の譜面台の高さの目安は、楽譜が目線の高さ、又はやや上に来る事が大事です。くれぐれも下を向いて演奏しないように注意しましょう。

チューニングをする

続いて楽器のチューニング(調弦)をします。

ヴァイオリンは音が狂いやすい楽器です。特に、新しい楽器はチューニング出来ていない状態で販売される物も多く、初心者の方が自身で正確なチューニングをすることは少し難しいですが、極力正確な音になるよう調整しましょう。

一番低い弦からソレラミという音になるように合わせていきます。ピアノ等鍵盤楽器がある場合は、その音に照らし合わせていきます。チューナーをお持ちの方は、チューナーから音を出すか、メーターに合わせてチューニングしましょう。

弦を張る時は、楽器上部にあるペグをゆっくり回しながら合わせます。急激に回したり、本来合わせたい音より大幅に高い音まで張ってしまうと弦が切れる恐れがあります。ゆっくり慎重に回しましょう。特に一番高く細いE線は切れやすいので注意が必要です。微調整は楽器下部にあるアジャスターで行うと良いでしょう。

本来チューニングは、弓で弦を擦って音を出しながら行いますが、初心者の方には難易度が高いので弦を指で弾きながら合わせる事をおススメします。

実際に弾いてみよう

チューニングが終わったら早速音を出してみましょう。
ここでは簡単ではありますが綺麗に音を出すコツをご紹介します。

まずは右手の練習(ボーイング練習)をしてみましょう。
綺麗な音を出すにはいくつか守るポイントがあります。

  1. 左手は弦に触れず、解放弦を弾く。
  2. 弓は駒と指板の中心に置く。この時余計な力は加えず、腕の重さを乗せる程度にする。
  3. 弓の長さをいっぱいに使って弾く。5~10cm程度の短い幅でゴシゴシ擦ると綺麗な音は出にくいです。
  4. 弓は駒と平行になるように動かす。
  5. 最初はどこの弦を弾いても構いませんが、おススメはE線又はA線です。慣れてきたら全ての弦を1本ずつ弾き分けるよう意識しましょう。

ボーイングが安定したら左手も取り入れてみましょう。

ヴァイオリンは弦を押さえる場所で音が変わります。人差し指から順番に、中指、薬指、小指と、同じ弦を押さえて音を変えてみましょう。

目印がない場合、最初はどこが何の音なのか分からず難しく感じる方も多いです。指板シールなどを使ってスムーズに上達する方法もあるので、自分に合った練習法を探していきましょう。

まとめ

ヴァイオリン(バイオリン)は扱い方や弾き方によって音色が変化し、成長していく楽器です。同じメーカーの同じモデルの楽器でも、持ち主によって数年後には音色は大きく変わっていきます。

愛着を持って楽器を「育てる」つもりで大切に扱いましょう。