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引用元:weheartit.com

老人ホームの選び方 基準やポイント

老人ホーム、高齢者向け住宅、介護施設を選ぶ時の基準やポイントはいくつもあります。多くの方がホームや施設に入居して終身までを過ごされる場所ですので、「良さそうだから、ここで良い」という状態で判断しては損です。後々「こんな施設だと思っていなかった」と後悔しないように、老人ホーム・介護施設を選ぶ重要なポイントをまとめました。
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豊かで充実した老後を送るために必要不可欠なのは、老人ホーム・介護施設の選び方です。高齢化が進んだことによって、急速に老人ホームや介護施設が増えており、有料老人ホームは全国に7,000以上、サービス付き高齢者向け住宅も5,000以上あると言われています。

老後を豊かに過ごすためには、安心して長期間住むことができる施設というのが重要です。そんなにも数が多い老人ホーム・介護施設を選ぶといっても、どのような部分を見て決めれば良いのか分からないと思います。どのようなポイントを見ればいいのか、どのような基準で判断すればいいのか、老人ホーム・介護施設の選び方について見ていきましょう。

施設のエリア(地域)

介護施設の条件(費用やサービス)ももちろん重要ですが、まずはエリアを決めることをお勧めします。特に介護がどの程度必要なのかにもよりますが、介護が中心になってくるとご家族の負担を考える必要があるからです。
自立しながら生活するからという方や、今まで住んでいた土地から離れることができないという方の場合は、無理をして家族がいるからといって遠い土地の施設に入居する必要はありません。ですが、将来的に介護が必要になる可能性も加味しながら考える必要があります。
ご家族が住んでいる場所と施設との距離が遠くなればなるほど、ご家族への負担が大きくなります。その点もしっかりと考えてまずエリアを決めましょう。

サービス

施設の地域(エリア)を決めたら、次に必要なサービスが何か考えていきましょう。
介護や医療サービスとして施設で提供されているものは色々あります。洗濯や掃除などの生活援助をメインとしたサービスを提供する施設、食事や排泄の身体介助までやってくれる施設、医療ケアまでしてくれる施設など入居する方が必要なサービスを考えていく必要があります。

もちろん現段階での必要なサービスだけではなく、将来的に必要になるサービスというのも含めて考えましょう。施設によっては、レクリエーションやイベントが用意されていたりもします。生活を豊かにしてくれる場所であるのか、というような視点も持って確認するようにしてください。

費用

上のサービスの確認と同時にやっておきたいのは、費用の確認です。まず、資金計画をして将来的に無理のない料金設定の施設を選ぶ必要があります。
老人ホームや介護施設では、入居一時金(前払金)と月額費用がかかります。これらの費用の内訳やどこからが実費で負担するものなのか確認するようにしてください。
実費負担で確認しておいた方が良い項目は、医療費・日用品(おむつなど)・娯楽費(新聞や雑誌)などです。また、介護保険適用範囲と自己負担額、施設で提供している有料のサービスも確認しましょう。

入居・退去条件

各施設には入居条件と退去条件が決められています。老人ホームや介護施設を検討している方の大半は終身での利用を考えていると思いますが、住み替えなどが発生しないように要介護度が上がった場合、認知症の発症(進んだ)場合、医療ケアが必要になった場合など退去する必要が無いか確認してください。
入居条件ばかり目が行きがちですが、退去条件もしっかり目を通して確認しておかないと後で困ることになってしまいます。

ケアの体制、スタッフの質

自立しながらホームに入居される方の場合、そこまでケア体制などをチェックすることもないかと思いますが、介護が必要だったり、医療ケアが必要な場合はケアの体制を見ることをお勧めします。
体制がしっかりしている施設であれば、手厚いケアを受けられる可能性が高くなります。一般的には入居者3人に1人スタッフがいますが、できれば2人に1人いるような施設であれば手厚いケアが期待できます。

また、特に見落としがちなのは夜間の体制です。ホームや施設のサービス内容にもよりますが、夜間になるとほとんどスタッフがいないというような施設も中にはあります。しっかり確認してください。

スタッフの質もケア体制と同様に重要です。ホームや施設での生活を過ごしやすくするのも過ごしにくくするのもこのスタッフの質といっても過言ではありません。
チェックしておくべきポイントは、スタッフ同士の会話やスタッフの服装(身だしなみ)です。

食事

食事の内容をチェックするために、基本的なメニューの内容や傾向を把握してください。
生活の満足度を左右する重要な要素になりますので、しっかり献立表をチェックしておくことをおすすめします。管理栄養士がいる施設なのか、個別対応(療養食など)、特別メニューへの対応ができるのか等も確認しておくべきです。
また、食べなかった場合の料金や事前に申し込む形式か、その場で選ぶ形式かなども見ておくといいでしょう。

居室・設備

老人ホーム、住宅、施設によって居室や施設の設備は様々です。居室と共同スペースの広さや設備内容は確認しておく必要があります。
特に介護が必要になってから安心して生活をするためには、設備などが非常に重要になります。浴室設備、居室の車椅子対応などを確認してください。

また、共同スペース(共同設備)には、ロビーやフロント・食堂・談話室などの設備があり、図書室やフィットネスセンターがある施設もあります。

運営法人・運営方針

施設は民間、公的機関などが運営しています。それぞれの運営会社によって状況や方針も全然違います。これだけ多くの施設が出てきているため、中には運営法人が倒産してしまったりということもあります。
運営法人の財務状況を確認しながら、介護事業の実績の有無なども見ておくといいでしょう。

また、運営方針というのもそれぞれの施設や運営法人によって異なります。しっかりと運営されている介護施設などでは、退去率は低いものです。運営方針が明確になっているのか?求めている方針なのか?というのと合わせて、入居率や退去率を確認してください。できれば退去理由についてもしっかり聞くと良いでしょう。

まとめ

老人ホーム、介護施設を選ぶときのポイントをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?ご家庭の状況によって見るべきポイントは少し変わってくるかと思いますが、上記に挙げたポイントはどのような施設でも見ておいて損はありません。
少しでも安心できて、豊かな生活ができるようにしっかりチェックしてください。