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引用元:weheartit.com

老人ホーム・介護施設の種類や料金を知る

老人ホーム・介護施設・高齢者向け住宅は様々な種類があります。それぞれの施設の種類によって、費用やサービスが異なってきます。介護が必要か、これまでの外部介護ケアをそのまま引き継げるか、認知症はあるか、公的施設・民間企業の運営している施設か、など高齢者向け施設や住居を選ぶために注目したいポイントをまとめました。
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高齢化が進んでいる中で、高齢者向け施設や住宅の数が増えてきています。高齢者向けの施設が増えたことで、色々な施設の形態、仕組みが多様化してきています。
その結果、どのような種類があるのかどのくらいの料金なのか分かりづらくなっています。

自分の老後についてや、自分の両親の介護を考える時、老人ホームや介護施設での生活を考える人も多いと思います。今まで住んでいた家を離れて老人ホームや介護施設へ移るのは大変だったり、多額の費用が必要になる場合もありますので、老人ホームや介護施設選びで失敗したくないですよね。

老人ホームや介護施設選びで失敗しないために、どのような施設の種類があるのか、それぞれどのようなサービスや料金なのか知っておきましょう。

 

有料老人ホームの種類と料金

有料老人ホームは民間の事業者が主に運営しています。高齢者の方に介護、生活サービスを提供しています。有料老人ホームは物件も多くあり、それぞれの物件で特色やサービスなどが異なってきます。また、それぞれの老人ホームで費用もバラバラです。

介護付有料老人ホーム

ホームのスタッフから介護サービスを受けることができる老人ホームです。介護付の老人ホームの場合、国が定めている介護職員、看護職員の人数や入浴回数などの基準を満たしているということです。
介護付有料老人ホームの良い部分は、介護費用が定額で安心できることと、24時間体制で介護ケアをしてもらえるというところです。
良くない部分は、入居金や月額利用料金が高い場合があること、外部の介護サービスを受けることができないこと、介護度に関係なく費用がかかるというところです。

料金(費用)について

介護付有料老人ホームの場合、入居一時金と月額利用料がかかります。
入居一時金は0円~数千万円まで幅広く、月額利用料は12~35万円程度です。立地条件や設備などによって入居一時金は変わってきます。

住宅型有料老人ホーム

介護が必要な場合は、介護保険のサービスを利用する形です。掃除や食事などの生活サービスがメインのホームです。介護付のホームと異なり、比較的自由にサービス内容を選択できます。
住宅型有料老人ホームの良い部分は、外部の介護サービスを自由に受けることができるところです。良くない部分は、緊急時以外の介護ケアを施設のスタッフが行うことがないというところです。

料金(費用)について

住宅型有料老人ホームの場合、入居一時金と月額利用料がかかります。
入居一時金は0円~数千万円まで幅広く、月額利用料は10~25万円程度です。住宅型で介護サービスを受ける場合、外部の介護サービスを利用するのが一般的です。介護度が重い方の場合は、介護保険の上限を超えてしまうと10割負担となるため高くなる可能性があります。
逆に介護度が軽い方の場合は、介護保険1割負担のため費用が少ないという利点があります。

健康型有料老人ホーム

他の老人ホームと異なるのは、自立している方向けに生活サービスや健康管理などがメインのホームです。介護サービスの提供はなく、介護が必要になったら退去する必要があります。

料金(費用)について

健康型有料老人ホームの場合、入居一時金と月額利用料がかかります。
入居一時金は0円~数千万円まで幅広く、月額利用料は10~45万円程度です。介護付有料老人ホームや住宅型老人ホームと比べて、入居一時金が高く設定されているケースが多いです。

介護保険施設

介護保険施設は、地方自治体などの公的機関が主に運営している施設です。公的機関の運営ということもあり、費用が比較的安いため人気があり、入居する条件が結構厳しいところが多いです。

特別養護老人ホーム(特養)

介護が常時必要な方で、生活が困難な場合に入る施設が特別養護老人ホームです。入浴・食事・排泄等、生活上の世話や健康管理、機能訓練などを行っています。
特別養護老人ホームの良い部分は、入居費用や月額利用料の面で安く、機能訓練やレクリエーションなどが充実しているところです。良くない部分は、相部屋が多くプライベートが確保しずらく、入居待機者が40万人以上と言われているくらい、長ければ1年以上待機する可能性があるというところです。

料金(費用)について

民間の施設と比べて、特別養護老人ホームの場合は入居一時金(初期費用)がかかりません。また、ほぼ全ての利用料金で介護保険が適用できるのが魅力です。月額の利用料は要介護1~5・部屋が個室かユニットかなどによって変わりますが、1ヶ月80,000円〜130,000円程度です。

介護老人保健施設(老健)

リハビリをメインとする医療ケア、介護が必要な方が入る施設です。
介護老人保健施設の良い部分は、費用面が安く、医療ケアやリハビリの体制が整っているところです。
良くない部分は、施設に入っていられる期間が3ヶ月〜1年間と決められていて、相部屋が基本というところです。

料金(費用)について

特別養護老人ホームと同様、介護老人保健施設も料金(費用)の安さが魅力です。公的施設のため入居一時金は必要ありません。また、月額の利用料に関しても民間が運営しているホームや住宅と比べると安くなっています。
月額の利用料金は要介護1~5・部屋が個室かユニットかなどで変わりますが、8万円~13万円程度です。

介護療養型医療施設

急性期の症状の治療が終わり病状が安定した後、慢性的な症状のために長期間の療養や医療ケアが必要な方向けの施設です。医療、看護に重点を置いたサービスを受けることができます。
介護療養型医療施設の良い部分は、長期的に医療ケアや介護ケアを受けることができるところです。
良くない部分は、将来的にこの施設の形態は廃止される可能性があるというところです。

料金(費用)について

特別養護老人ホームや介護老人保健施設の費用と同様、介護療養型医療施設も料金(費用)の安さが魅力です。公的施設のため入居一時金は必要ありません。また、月額の利用料に関しても民間が運営しているホームや住宅と比べると安くなっています。
月額の利用料金は要介護1~5・部屋が個室かユニットかなどで変わりますが、7万円~14万円程度です。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅というのは、住み慣れた地域で安心して暮らせるように、住宅の広さや設備、バリアフリーといったで一定の条件を満たしていて、24時間地域巡回型訪問サービスなどの介護サービスが組み合わさっている住宅です。
サービス付き高齢者向け住宅の良い部分は、比較的費用が高くなく、必要な介護を外部に頼めるというところです。良くない部分は、認知症の程度によっては入居ができない点、緊急時以外の介護サービスはスタッフが行わないというところです。

料金(費用)について

サービス付高齢者向け住宅の場合、入居時にかかる費用として「敷金・礼金・前払い家賃・保証金」がかかります。料金は立地や設備によって異なりますが、10万円台~30万円台の住宅が大半を占めています。広告チラシやパンフレットに記載されている月額料金以外にもかかるものがあるケースが多いため、事前にどこまで含んでいる月額料金なのかは確認するようにしてください。

その他ホーム

有料老人ホーム、介護保険施設だけでも色々な種類がありますが、高齢者向けのホーム(施設・住宅)にはまだ他にも選択肢があります。

グループホーム

グループホームは、認知症症状(比較的安定している)のある方向けの施設です。5~9人を1つのユニットとsて共同生活をしていく形態です。施設所在地と同じ市区町村に住んでいる方が対象になる地域密着型サービスです。
グループホームの良い部分は、認知症の高齢者が安心して介護を任せられる点、認知症のケアとして色々な機能訓練やレクリエーションが用意されているところです。
良くない部分は、認知症の症状が安定していなかったり、自傷行為・他傷行為のある場合は入ることができないというところです。

料金(費用)について

認知症の高齢者が共同生活するグループホームの費用は、入居一時金や保証金の初期費用と、居住費・食費・日常生活費などの月額費用があります。
入居一時金の償却期間、償却率は施設によって異なりますので、確認するようにしましょう。
月額利用料は、立地や設備によりますが、郊外施設で介護保険適用外分で10万円〜15万円程度、都心部であれば15万円〜25万円程度が相場です。

軽費老人ホーム・ケアハウス

介護サービスは基本的に外部サービスを利用する施設ですが、一部の施設(特定施設入居者生活介護指定を受けているケアハウス)では、施設内で介護サービスを受けることができます。
60歳以上で自立している方で、介護は必要ないが身体の機能低下などによって自立して生活していくのには不安があるという方向けの施設です。(家族からの援助が受けれない、もしくは受けることが困難という方です)

料金(費用)について

家庭や経済環境によって家族と同居することが難しい高齢者、身寄りのない高齢者が低額で入居できるのが軽費老人ホーム(ケアハウス)です。軽費老人ホームA型・B型とケアハウス(C型)の3タイプあります。
入居費用と月額費用がかかり、入居費用の相場は数十万円程度です。月額料金は、どのタイプかによっても異なりますが、3万円~20万円程度です。

シルバーハウジング

シルバーハウジングは、高齢者向けのバリアフリー賃貸住宅です。収入に応じて家賃が適応される公的賃貸のため、所得が低い人には人気があります。
安否確認や、緊急時の対策をしてくれるライフサポートアドバイザーはいますので、安心して住むことができます。介護が必要な場合には、外部の介護サービスを利用します。

料金(費用)について

シルバーハウジングの費用は、初期費用として敷金がかかります。月額利用料金は3~15万円程度が相場です。立地や設備によって変動してきます。

まとめ

老人ホーム・介護施設の種類と料金(費用)についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?介護がどのくらい必要か、どこの場所が良いか、5年後10年後はどうか、など少し先を見ながら決める必要があると思います。
それぞれの施設を紹介しているサイトもありますので、ここで全体像を掴めたら詳細を色々調べていくことをおすすめします。